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現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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遠近両用が必要=老眼(近くのモノにピントが合わせずらい)のためレンズの中心やや上位に遠く用の度数、下方に近くを見る度数を分布させるレンズ。
故に度数を正確に測定することは勿論のコト、装用しやすい遠方度数と近方度数の度数設定を決定できる知識と経験が必要。
これは一般論なのですが、遠近両用のレンズ商品知識、加入度の設定(老眼度を加入度と呼ぶ)はメガネ店の検査員が経験上、長けている場合が多いように感じます。
それじゃ、遠近両用や老眼鏡はメガネ店がいいのかっていうと.....
やはり総合的に考えると眼科検査を勧めたいです。
理由は
眼疾患の検診。この年代になると中心性網膜炎、糖尿病性網膜症、緑内障、白内障など自覚性のあまり無い眼疾患が発見されることも。人間の血管を直接診ることができる部位が眼底なのです。
そして、もし眼科での処方度数がどうしてもしっくりこなければ、再処方をしてもらえば、メガネ店で無償でレンズ交換してもらえるはず。
最後に遠近両用が慣れずらいパターンを。
①揺れに敏感。累進設計といって境目が無くレンズの度数を変化させており、遠くと近くの中間部でモノをみると揺れを感じてしまい酔った感じに。慣れる場合が多くても神経質なヒトは馴染めない。
②最初から老眼度(加入度)が強い。またはつくり替えの時に加入度が5、6段以上(1~1.25D以上)上がった場合。遠くと近くの度数の差が大きければ揺れ感も大きくなる。加入度が大きくなれば相対的に近方の視野が狭くなる。ゆえにグラフィックや設計的なシゴトには気になってくる場合も。
③中等度(-2.00D~-4.00D位)の近視眼。
近視眼の場合は遠方視力は0.1 前後でも裸眼での近方視力は0.7位ある場合が多い。(乱視眼は異なるが)
遠近の視界の狭い近用部よりもメガネをはずして近くを見た方がスッキリ、ハッキリ見える。
と遠近両用の度数決定は検眼者の知識、経験が大きく左右される。
クレームになる場合も多いけれど、満足度も大きい眼鏡です。
僕も遠近処方は、「よぉし、やったるぜ」って感じに。
ちなみに僕が住んでいる函館市は眼科の検査員のレベルが高いので安心して処方を任せてよいでしょう。
我田引水ぽくてすみませんが、富士メガネの検査員はエキスパート。もし検査で充分な視力が出ない場合は眼科に紹介状を書いてくれるはず。
僕も近い将来に遠近になるのかな...