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快適な視生活を求めてみたいんだ
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眼業界から離れて約8年。今は異業種。
現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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SNC00348.jpgワタクシごとで誠に恐縮ですが、

2月から英語の学習を始めております。

というのも、昨年の夏ごろから、FaceBookに参入しようかなと思いはじめ、

それで、もしやるならば、海外の方にも見てもらおうとの動機からです。

まず、英語の学習に際して、何から手をつけようかと模索し、

この本、「世界一簡単な英語の本」を購入。

この本は。2001年に幻冬舎から、発刊され、今までに無いタッチの解説が評価され、大変話題となりました。

今でも、書店の語学のコーナーには、定番として並んでおります。

この本で、作者である、梅光学院大学英文学科教授の向山淳子さんは、同書に於いて、

「英語は『AがBに何かをする』という形が70~80%を占める、どんな複雑な文もこの変形にすぎない」

この向山教授の理論を眼鏡処方でいえば、

「眼鏡処方は、屈折異常をどれだけの量をどのように矯正すべきかがまず前提である」

といえるのでは、

と書くと、「当たり前じゃないか」、「両眼視検査をどう思ってんの!?」、「老眼や調節力低下は!?」

って、いう反論意見を浴びてしまいそうです。

眼鏡処方は、

視力、屈折、眼位、調節の要素を丁寧に測り、そのデーターから最終的に度数を決定することは、いうまでもありません。

が、まずは大前提の屈折異常の矯正の仕方が、上記の4要素の内でかなりのウェイトを占めるのでは。

英語の文形が、「AがBになにかをする」が8割近くを占めるように。

例をあげながら、話していきます。(眼疾患が無いと仮定します)

1.球面の場合

・現用(3年前作成)           ・全矯正                             ・決定度数

R= 0.3×S-1.50D    R= 1.2×S-2.75D      R=1.0×S-2.50D
L=    0.4×S-1.00D          L= 1.2×S-2.25D                 L=1.0×S-2.00D

これを「屈折をどうするか」で考えれば、

右は、「現用度数装要時は、1.25 Dの近視眼であったが、今回の処方値では、0.25Dの近視眼となった」
左も同様です。

一般的に、眼鏡店では上記の様な考えでは、ないでしょうか。

一方、眼科では、0.3の視力の眼鏡を1.0に合わせたというような考えが先にくると思います。

いずれにせよ、未矯正の残余度数がどれだけあるかも重要視すべきかと思います。


次は、乱視の場合で円柱レンズの登場です。

2.乱視眼の場合

・現用(4年前作成)                          ・全矯正

R=0.2×S-1.0D C-0.50D A180   R=1.0×S‐2.75D C-0.25DA180
L=0.1×S-1.75DC-0.75DA175         L=1.0×S-3.50D C-0.50DA180

ここで処方です。右目で話をすすめてゆきます。全矯正では違和感が強いとの訴えがあり度数を

パターン① R=0.9~1.0p×-2.50D C-0.25D A180
              ② R=1.0P×-2.75D
              ③ R=0.9×-2.50D

と3パターンで考えてみました。もちろん、正解、不正解を求めているわけではありません。

①の考えは球面を1段弱目に、乱視は現用に2段入っているので、抜かずに1段入れた。

こういう処方は、結構、多いと思います。しかし、僕的な考えでは、いくら現用に乱視レンズが入っているとはいえ、球面自体で6段階入れており、②処方でも水平方向で5段階アップ、③処方で4段階アップしており、
球面のみでいいのではと思います。

最少錯乱円の考えからも、球面を一段下げたら、円柱も一段、もしくは二段下げるのが基本ではないでしょうか。

と度数を弱めるのにも、意味のある弱め方を考えながら処方してゆかなければ、応用が効かないでしょう。

とお客(患者さん)に、度数決定の説明の時点で、

・視力の変化

・屈折異常の変化 (例えば、「〇▼さんの今回の度数ですが、今までの眼鏡は、〇▼さんの近視と乱視が10あるとすれば、3~4割位しかカバーしてなく、視力も0.3でした。今回は、9割ほど、眼鏡で合わせているので片目で0.9、両目で1.0で合わせております。」的な説明が双方にとって納得ゆくのではないでしょうか。

屈折で、眼精疲労や主訴が解消しなければ、眼位、調節、眼科であれば疾患の検査に意向すべきでしょう。

いずれにせよ、球面であれば何段階矯正して未矯正は何Dか?

乱視眼であれば、何度方向がどれだけ矯正されたか、未矯正か? そして最少錯乱円的に的確であるかを考えながら度数決定すべきかと思います。

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