快適な視生活を求めてみたいんだ
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nobnov
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眼業界から離れて約8年。今は異業種。
現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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日本でのコンタクトレンズ装要者数は1500万人といわれ、十人に一人以上の割合になります。
コンタクトを装要するということは何らかの屈折異常があるわけで、当然、メガネの装要対象者ともなります。
さて、コンタクト装要者が快適な見え方を保っていた場合に、その装要者のメガネの度数をどの位に設定するか?
個人的な意見を言わせてもらうと、コンタクト装者のメガネ度数決定は難しいと感じております。
その理由は
①度数は変化する可能性がある。
というのはコンタクトを装要してから外すとなんらかの角膜に変化が生ずることが。
★対策
・外した後の屈折検査でのメガネレンズで正常な視力(1.0以上)が出るか。
・コンタクトの度数が分かれば、度数、ベースカーブの確認。(ソフトCLはレンズメーターでの測定困難)
・ケラトメーターでの角膜乱視確認。全乱視(角膜乱視+水晶体乱視)との関係は適正か。
またケラトメーターでユガミを感じないか。
・もしメガネを使用していれば度数確認。その見え方に不満はないのか。
・もし正常な視力が出づらく、またコンタクトの箱(度数、ベースカーブが記載)や使用メガネが家にあるならば、
持参してもらう。
②メガネレンズを通してモノを見ると(強度であればあるほど)像にユガミを感じる。
屈折異常を有する患者(お客)がメガネを装要せずにいきなりコンタクトってケースは少ないと思います。
が、駅前やビルのテナントに入っているようなコンタクト眼科にいきなりかかった患者さんならありえますね。
コンタクトとは直訳すると''接触' レンズが角膜の形状に沿っているので像にユガミを感じません。
が、メガネレンズを通してモノを見ると、近視の凹レンズであればモノが小さく、遠視の凸レンズであればモノが大きく、乱視レンズであれば軸と直角方向に像が縮小、拡大してしまいます。
★個人的な意見を言わせてもらえば、コンタクト使用者のメガネの度数は、
患者の使用時間、状況にもよりますが、同度数かそれよりも一段階(0.25D)弱目位がマンゾク感を得られる度数だと思います。
まれに、「家のなかでは0.7位の視力がでれば不自由ないはずだ」とCLよりも0.50から0.75Dほど弱めるのがモットー(?)の検査員もいますが、老眼で無い限りはその度数はクレームにはならないかもしれませんが、マンゾクして使っているとは思えません。(もちろん個人差あるでしょうけど)
そういう理由もあり、現用メガネはもちろんのこと現在使用コンタクト度数データは必須です。
*コンタクトとメガネの度数補正(例 コンタクトの-4.00Dとメガネの-4.25Dはほぼ同度数)はここでは触れてませんのであしからず。
③その他
★オーバーレフラクトの実施。
これはコンタクトを装要している状況で、オートレフ(もしあればスキアスコープ)検査。
そして視力検査と未矯正(または過矯正)の屈折異常はないか、
もしあればそのコンタクトでの見え方はどうなのか?
これはかなり有用なデーターを得られます。
とはいえ乱視矯正ソフトレンズは、レフ値にバラツキが出ることが多く、もし確認可能であれば、
フィッティング確認マークの安定性も確認。
※まとめ
集められ得るデーターを総動員して度数決定すべき。
検査時に正常な視力が出た屈折異常値が、数時間で変動することは珍しくないですから。
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