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快適な視生活を求めてみたいんだ
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眼業界から離れて約8年。今は異業種。
現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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popo.jpg「見る」「観る」「see」「sight」「look」と視覚に訴える感覚は様々な捉え方があります。

ある人は「カワイイ♡」と感じ、またある人は「幼い」と感じたりとそういう感覚を科学的に

解明できないか。この本は「個人差だからと目を背けるのは好ましい態度ではない」と。

色彩心理学、認知心理学、イメージ心理学、脳内整理学、感性工学を利用して、

その個人の感覚差を解明すべく書かれた画期的といっていい本です。


僕が印象に残った事象を紹介してみます。


・デザインの認知 

眼で見て、知覚で認知(イメージ)して記憶、伝達される。人は視覚から約8割の情報を得ている。

人間は色型と形型人間に分かれる。男性は45:55で形型が多く、女性は60:40で色型が多い。

とはいえこれは生活環境によって異なる。

たくさんの色を見ると、脳内で色に反応する細胞が増える。イヌイットは毎日、白い景色ばかり見ているので、

何十もの白を見分けられる。

人は左視野を優先する。スーパーのチラシなどもいちばん売りだしたいものは左上の掲載するのがセオリー。

左視野は右脳で右視野は左脳で処理。右脳に視覚優先処理システムがあると考えられる。

文脈効果といって、たとえば、「いけくぶろ」といえば間違いに気づくが、文脈の中であれば、認知システムの影響で気づくことが少ない。

このように同じデザインでも受ける印象は個人差がある。

→これらのことからも視力検査に使う表は、ランドルト環やスネルレンが望ましいでしょう。

文字は経験に左右されるでしょう。

認知とイメージ

服などのデザインを認知すると様々なイメージを。

「かっこいい」 「派手」 これらは言語イメージ。視覚イメージにも影響を。

赤は太陽をイメージしたり、黄は星をイメージしたりするものをイメージ価大という。

逆に赤紫、青緑や平行四辺形などはイメージがつかみやすい。

とはいえイメージ価の低い色は新鮮に感じる場合も。

まとめると、

「かわいい」とは図柄が整い、配列も整い、重ならず、特定の色よりもヴィヴィッド、ペールなどトーンが重要。

「平凡」とは図柄の間隔が広く、寒色系で形の影響を受けやすい。

「派手」とは図柄の間隔が狭く、絵柄の総面積が広く、図柄の形状、配列が不均衡、暖色系が中心で色彩多し。

「お洒落」とは整った中にアクセントがあり、コントラストを活かした色使い。男女で感じる色の範囲は異なる。

→ファッションブランドでもヒステリックグラマーはまさに「派手」系でコムデギャルソンは「洒落」系で上の解説にも全てとは言わないがあてはまりそう。

個人的なハナシですが、私、この「検眼魂」の他にロト・ナンバーズの予想ブログ「脱力少年」、函館の食べ歩きを中心とした「在函館少年」を管理しておりますが、この「検眼魂」はシンプルな背景にしております。

ブログのテーマによって、今後一層のイメージを考えていきたいですね。

眼鏡の仕事にあたっては、視力検査、

フレームの選定、レンズのカラーの選定などにも普段から意識して、例えばお客の服装、小物、クルマなども総合的に判断することも重要かも。

凝り固まった価値観を押し付けるような店員ではりピートしてくれませんよね。

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