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快適な視生活を求めてみたいんだ
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nobnov
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眼業界から離れて約8年。今は異業種。
現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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この章は、実際に処方に携わっている人向けです。

・主訴 CLをやめてメガネに

・20歳 女性 学生 免許なし

・10年近く前のメガネを紛失 新規作成希望


・現用鏡度数(10年前に検眼)

→R= +0.75D c-0.50A180  L= -2.00 c-0.25A180  PD=63(当時中2)

→当時の全矯正 R=1.2P(1.5P× +0.75c-0.50A180)
                               L=0.09(1.5P×-3.50c-0.50A180)

→処方 左目のみ2週間使い捨てコンタクトに。

しかし面倒くさくて、(右目が見えているので)ほとんど使用せず。

・今回全矯正

→ R=1.2(1.5P×±0 c-0.50A180 )  
  L=(1.5P×-3.50D c-0.50A180)

→カバーテスト、輻輳近点ノーマル、利き目 左

→ケラト値 R= 7.88mm 42.87D 173° 7.54mm 44.75D 83°
        L=   7.92mm 42.62D 176° 7.37mm 45.75D 86°

*左右の角膜曲率に大きな差が無く、軸性の可能性が高い。

・コの字テストで不等像チェックも差が5%以内。

→ 処方値 R=1.2×±0.00  L=0.8×-3.00D  PD=63mm

*垂直経線 水平経線ともに3D差。前回メガネは 水平2.75D差 垂直2.00D差

垂直で1D増えている。

→納品後 1週間位で慣れたとのこと。

POINT

・常用するのかどうか ・コンタクトがメインで予備なのか ・普段メガネ、コンタクトを使用してない場合に屈折強度眼が働いているか。そして今回は強度眼をどこまで働かせるのか。

左右差がある患者さんは本人も自覚しており、協力的な場合が多いように感じます。

それでも左右の度数差は大きければ左右眼の瞳の大きさが違ってみえるので、場合によってはレンズの種類を左右変えることも考慮。

次回も不同視眼のヨテイです。

       

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