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快適な視生活を求めてみたいんだ
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nobnov
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非公開
自己紹介:
眼業界から離れて約8年。今は異業種。
現役時は大手眼鏡店で約2000件、眼科で約3000件の
眼鏡処方を。
ジブンの復習も兼ねて書いていきます。
「それはこうすべきだ」的な意見、お願いします。
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(当時)65歳 男性 

・主訴  数日前よりモノが歪んで見える。近業時、左眼で見ると歪む。

普段、遠用のみ使用。近業は裸眼。

・現用鏡

R=(1.0P×S-1.25 C-1.25A80)
L=(0.6×S-1.00 C-1.00A105)

・全矯正

R=0.2(1.2×S-0.75 C-1.25 A80)
L=0.4(0.9×S±0.00 C-1.00A100)

NR=0.4(1.2×S+1.75 C-1.25 A80)
NL=0.2(0.8P×S+2.50 C-1.00A100)

左 中心性盲膜炎 レーザー治療中。

現用鏡が過矯正の疑いが。

全矯正トライアル。装用したまま外へ出てみる。

本人の自覚としては現用と同じようだとのこと。

信号や交通標識がダブることもある。

・交代カバーテスト

遠 6XP 右1.5下斜位  左1.5上斜位

近 4XP´ 上下見られず

(頭位異常はみられず)

本人の自覚も近業(裸眼)時は中心部の歪みはあるが複視は感じない。

・偏光ポラ視表にて両眼視検査

十字ポラ指標では

4プリズムIN 左に2.5プリズムDOWN にてズレが無く十字に。

→全矯正に 右に2プリズムIN 左に2プリズムDOWN にて反応良好。

しかし一過性の可能性もあり数日後に再検して処方するかどうかを決めることで了解。

→数日後に再検。

ダブり解消せず。脳外科でも異常は無いとのこと。

矯正値、カバーテスト、十字プリズムテストで前回と変わらず。

・処方値

R=(1.2×S-0.75 C-1.25 A80  1プリズムIN 1プリズムUP)
L=(0.9×S±0.00 C-1.00 A100   1プリズムIN 1プリズムDOWN)

         ★上記の処方にした理由★

・複視が一月近くあり、回復の兆し見えず。

・フレンネル膜にはかなりに抵抗感を。

・上下の複視は2プリズムのトライアルでほぼ解消。

・外斜位は必要最低限に。

                     ★本人に説明したこと★

・根本的な複視が解消すると今回製作のメガネを装用すると逆にダブル可能性があるので、その時は外すこと。

・BASE INプリズムはモノが迫って見えること。(OUTはモノが奥まって見える)

・斜位の量は疲労などで変動しやすいこと。

・正面視ではダブりが解消しても視線によっては残る可能性も。

・近視は少なくなっていることは中心性網膜炎の可能性も。

                    ★その後 使用してみて★

・今までよりも症状はだいぶ良くなったが、まだ時々ダブることも。→上下が3プリズムに増加。


                  ◎突発性複視の原因◎
 
・脳腫瘍・・・脳内に出来た腫瘍が視神経を圧迫して眼球の動きを阻害。主に外転神経の麻痺を伴う。

・外傷・・・頭部に障害を受けた時、主に滑車神経を傷つけられモノが上下に複視する。回復が遅いことが多い。

・精神安定剤の副作用・・・クロフェトン等の抗鬱剤。

・糖尿病の三大合併症 網膜症、白内障、神経障害(複視、眼瞼下垂)

・寝違い・・・頸椎の歪みから上下斜位になることも。

            ◎複視を訴えてきた患者(お客)の所見と分類◎

・眼位のズレの方向は?

・共同性(視方向による眼位ズレ同じ)と非共同性(視方向による眼位ズレ異なる)の見きわめ。

・恒常性か間欠性か?

・調節の関与

・輻輳と開散力は?

・発症は先天性? 後天性? 急性?

とにかく多角的な検査と患者(お客)に心配を与えない配慮が必要。

僕もメガネ店時代に米国オプトメトリストのもとで21項目の検査行程を学びました。

しかし眼筋麻痺の可能性がある場合は余剰力の測定は被検眼側の疲労度などを考慮しても困難なことも少なくないです。

カバーテスト、カバーアンカバーテストの質的な向上はかなり重要ではないでしょうか。

また、言葉は悪いかもしれませんが、急性でてっとりはやいのは眼帯もよいかも。

また、問診時も患者(お客)側が自然に話してくれる雰囲気も大事ですね。複視に限ったことではないですが。


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